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論文

日本列島における活断層の活動開始時期の空間的特徴

道家 涼介; 谷川 晋一; 安江 健一; 中安 昭夫; 新里 忠史; 梅田 浩司; 田中 竹延*

活断層研究, (37), p.1 - 15, 2012/09

本研究では、日本列島の活断層を対象にその活動開始時期に関して、既存情報の収集を行うとともに、既存のデータベースを用いて活動開始時期が得られていない活断層について、計算による補間を実施し、それらの整理を行った。日本列島全体においては、3Ma頃から活動を開始した活断層の数が増え始め、その発生数は1.5Ma以降に大幅に増大し、0.5Ma前後にピークを迎える。現在の日本列島においては、同一地域内において、比較的古い時代から活動してきた系統の活断層と、約1.5Ma以降にその活動が顕在化した系統の活断層が共存し分布する。また、0.5Maのピーク以降に発生した活断層数が減少していることに関して、変位の累積が不十分なために、活断層が検出できていない、もしくは、活動開始時期の算出が困難である可能性が指摘された。したがって、活動開始時期が若く、顕在化していない活断層の活動を評価する手法の検討が今後の課題であると言える。

論文

空中レーザー計測による活断層変位地形の把握と変位量復元の試み

中田 高*; 隈元 崇*; 奥村 晃史*; 後藤 秀昭*; 熊原 康博*; 野原 壯; 里 優*; 岩永 昇二*

活断層研究, (29), p.1 - 13, 2008/09

活断層に沿った変位量分布の情報は、活断層の空間的な分布や、地下の断層面のアスペリティの偏在を理解するための基礎的情報であり、多くの研究者による精力的な調査・研究が行われている。これまで、このような情報は空中写真判読や地上での測量などにより情報を得ていた。しかし、空中写真判読は、使用する写真や判読者により地域差や個人差が生じる問題がある。また、空中写真判読や測量には多大な労力と時間がかかる。一方、日本のように植生に覆われる斜面や家屋が密集する市街地が広く分布する地域では、空中写真判読や、地形測量の実施が困難な場合が少なくない。本研究では、植生等の影響が少ない地域で実施されている空中からのレーザー計測の国内での適用可能性を検討するため、横手盆地東縁の千屋丘陵周辺と阿寺断層沿いにおいて、独自に空中レーザー計測を実施し、そのデータを用いて三次元画像化による断層変位地形の把握と、断層変位量計測の手法的検討を行った。その結果、国内の活断層での空中レーザー計測により、断層変位地形や断層変位量の広域的な情報を効率的に取得できることがわかった。

論文

完新世における阿寺断層帯湯ヶ峰断層の活動

廣内 大助*; 安江 健一; 内田 主税*; 平松 孝晋*; 谷口 薫*; 杉戸 信彦*; 金田 平太郎*

活断層研究, (27), p.201 - 209, 2007/06

阿寺断層帯を構成する活断層の一つである湯ヶ峰断層において、完新世の活動履歴を明らかにするためにトレンチ掘削調査を実施した。その結果、腐植土や礫層を変位させる断層を確認し、傾斜不整合などの証拠から少なくとも4回の地震活動が明らかになった。

論文

秋田県・千屋断層の陸羽地震断層露頭

今泉 俊文*; 楮原 京子*; 大槻 憲四郎*; 三輪 敦志*; 小坂 英輝*; 野原 壯

活断層研究, (26), p.71 - 77, 2006/06

2005年夏に千屋丘陵の西麓(花岡地区)・大道川の河岸で、陸羽地震時に形成されたと考えられる断層露頭を発見した。この露頭によって、千屋断層の(陸羽地震時)地表トレースが地形境界に沿って大きく湾曲することが明確になった。このような逆断層のトレースの湾曲がどのように形成されたのか、逆断層の先端(地表)から地下の断層形状・構造を解明するうえでも重要な露頭と考えられる。

論文

比較的規模の大きな地下活断層の特徴とその調査手法の検討

木下 博久; 野原 壯; 中田 高*; 池田 安隆*; 伊藤 潔*; 大槻 憲四郎*; 鷺谷 威*; 高田 圭太*; 遠田 晋次*

活断層研究, (25), p.27 - 37, 2005/06

活断層のうち比較的規模の大きい地震を発生させるが顕著な地表地震断層を伴わないものを新たに「地下活断層」と呼び、2000年鳥取県西部地震を事例にそれらの分布の特徴と調査手法を検討した。数値解析に基づく地形地質調査の結果、地下活断層の存在の可能性やその方向,活動履歴などの推定根拠となりうると考えられる地形地質学的特徴が抽出された。

論文

跡津川断層中部で新たに確認された断層露頭(速報)

古川 昇*; 竹内 章; 那須 忠利*; 高見 明*

活断層研究, (20), p.46 - 51, 2001/00

2000年夏に、跡津川の洪水により砂防堰堤が決壊し、改修工事の際に見事な断層露頭が確認された。活断層研究のテストフィールドである跡津川断層の特にクリープ現象を示す断層中部は、多方面からの総合的調査研究が行われている。しかし断層中部については、断層露頭の報告が少なく、本断層露頭の存在は、本断層中部でのトレースをマップスケールで詳細に確定する上で貴重な資料となる。また、本断層露頭から得られた断層波砕帯の各種データは、本断層の他の部位とほぼ同じ傾向を示し、本断層の連続性を示唆するが、個々のすべり面での縦ずれ成分が松田(1966)より大きい。このことは、断層波砕帯全体によるクリープ現象の寄与を意味しているかもしれない。

論文

200万分の1日本列島活断層図; 過去数十万年間の断層活動の特徴

郡谷 順英*; 野原 壯; 今泉 俊文*; 渡辺 満久*; 堤 浩之*; 千田 昇*

活断層研究, (19), p.3 - 12, 2000/00

活断層マップワーキンググループ(1999)は、新たに4万分の1の空中写真を用いて、後期更新世以降の断層変位地形を重視する厳密な基準で活断層の判読作業を実施し、その結果を2万5千分の1の地形図に記載することで日本列島全域の詳細活断層図を作成した。さらに、設定された活断層については、2万分の1あるいはより縮尺の大きな空中写真の判読結果や現地調査で得られた結果から、活断層の活動性を評価するための属性情報(変位量、変位基準の年代、変位の向きなど)を整備している。また、新しい試みとしてこれらのデータをデジタル化して地理情報データベースを構築し、活断層研究および地震学・地震工学などの関連分野の基礎的な資料として整備しつつある。本論文では,このデジタル化されたデータに基づいて新たに「200万分の1の日本列島活断層図」を編纂し、さらにデータベース中の属性データを用いて日本列島に発達する活断層の過去数十万年間の活動の特徴を検討するとともに、将来の断層運動についていくつかの予測を試みた。

論文

活断層GISデータを用いた地殻の歪速度の推定

野原 壯; 郡谷 順英*

活断層研究, (19), p.23 - 32, 1999/00

日本列島スケールで過去数十万年間の断層活動の特徴を推定するため、最新の活断層データベースを用いて、過去数十万年間の断層活動による地殻の水平方向の歪速度を解析し、その結果を既存文献に示されている歪速度と比較検討した。最新の活断層データベースを用いて求めた歪速度は、Kaizuka and Imaizumi(1984)が「日本の活断層」のデータから求めた結果と整合的である。このことから、第四紀と過去数十万年間の主な断層活動はほぼ同様といえる。また、活断層による歪速度の分布の傾向と、GPS観測結果から求めた歪速度の分布の傾向は、太平洋沿岸地域を除く多くの地域で一致するが、活断層による歪速度は、GPSから求めた値(10-7/年)より1オーダー以上小さいことが判明した。

論文

200万分の1 日本列島活断層図

郡谷 順英*; 野原 壯; 隈元 崇*; 東郷 正美*; 渡辺 満久*; 堤 浩之*

活断層研究, (19), , 

活断層マップワーキンググループ(1999)は、新たに4万分の1の空中写真を用いて、後期更新世以降の断層変位地形を重視する厳密な基準で活断層の判読作業を実施し、その結果を2万5千分の1の地形図に記載することで日本列島全域の詳細活断層図を作成した。さらに、認定された活断層については、2万分の1あるいはより縮尺の大きな空中写真の判読結果や現地調査で得られた結果から、活断層の活動性を評価するための属性情報(変位量、変位基準の年代、変位の向きなど)を整備している。また、新しい試みとしてこれらのデータをデジタル化して地理情報データベースを構築し、活断層研究および地震学・地震工学などの関連分野の基礎的な資料として整備しつつある。 本論文では、このデジタル化されたデータに基づいて新たに200万分の1の活断層図を編纂し、紹介する。

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